33. キャッチの感覚
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随分長いご無沙汰であった。
このところ、時間があるときは、つい、他の趣味などに手が出てしまって、しばらく、このブログから離れていた。
もちろん、泳いでいなかったわけではない。
毎日、一時間ほど泳いでいる。
距離は決めていない。
その日の体調も違うし、プールといっても、還流する水や、隣でアクアビクスやウォーキングしていれば、随分影響も受ける。
そもそも、同じコースを複数人で分かち合う場合、泳ぎ方も変わる。
たとえば、週に、2〜3回は、ゆっくり2kmくらい連続して泳ぐ。これは、私より10歳年上の女性で、曜日によっていつも同じコースで一緒に泳ぐ方の連続して泳ぐペースに合わせるからだ。
丁度、表と裏、つまり、背泳とクロールを50mずつ交互に泳ぐのに丁度よい。
私は距離を数えるのが苦手だ。2〜3回以上は「たくさん」になってしまうのだ。だから、泳いだ距離を知るには、一緒に泳ぐ方が数えてくれさえすれば、自分が数える必要がなくなる。
そもそも、私には、距離を数える積極的な理由がない。1時間ほど泳げば良い。
だから、あえて距離を数えるときは、10種類の泳ぎをメドレーで泳いで250mずつ数えたり、メドレーにしない場合は、50mでのペースと時刻の関係で距離を割り出す。
だから、普段は距離を気にして泳いではいない。
また、同じコースで、自分の限界より速く泳ぐ人に合わせて泳ぐのは無理だから、その時には、追いつかれたら一休みする。
自分より遅い人であれば、ゆっくり泳ぐか、休みを入れながら速く泳ぐ。抜くようなことは、ほとんどしない。
特に、ゆっくり泳ぐ場合は、キャッチやプルの効率を試す良い練習になる。
この半年ほどは、特にキャッチからプルのときに、いかに水を捕まえていられるかを考えて泳いでいた。
キャッチの感覚
キャッチを念頭にゆっくり泳ぐと、クロールの場合、大体12〜13ストロークに落ち着く。
30秒前後で泳ぐ場合には、それで良いが、もっと速くすると、なかなか水塊を捕まえていられないような気がしている。
肘から先を緩めて、ふわっと水を掴んだら、その水塊を壊さないように、ゆっくりと後方に押し出していく。急にプルすると、この水塊が壊れてしまうからだ。ゆっくりと、そして加速しながら、腹まで来たら脱力して脇を開けて腕を抜いていく。
しかし、プルだけ考えてもうまくない。プルは、もう一方の前方の深みに突き込む腕及びローリングの反作用としてなされるものだからだ。
なので、これが、自然にできるように、半ば眠っているような感覚でやっている。
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