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やぎさんのオリジナル泳法のすすめ

楽に、静かに、できれば速く、還暦すぎてのラクラク健康スイミング (円月泳法、鉤腕泳法、八の字泳法、招き猫泳法、らくらく2ビート背泳、やぎロール、イルカ泳ぎ等)

43. 水泳と身体の故障 その1

 このブログの内容を、体系的にまとめて、次のウェブサイトで公開している。

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http://swimming.uetsuki.info

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健康のための水泳

健康のための水泳だ。
そう思ってきた。
しかし、身体の故障と無縁ではない。むしろ、密接な関係がある。

そもそも、私が毎日のように水泳を始めたのは、肩の故障が原因であった。
2011年であったか、公園の遊具にぶら下がって肩を痛めたのだ。
頭の中は少年のつもりでぶら下がったのがいけなかった。身体は重く、肩は弱くなっていたのだ。
実は、30年ほど前にも、同じ失敗をしていたのを思い出した。
そのときも、数年ほど治らなかったが、キャッチボールを始めて、ようやく治ったという経緯がある。

今回、また痛めた肩を直すために取り組んだのが、水泳であった。
2012年の春から少しずつ始めて、2年ほどかかって痛みがとれた。

水泳は、無理のない運動で、過重な力が入らないから、筋肉や関節の故障をしないのだ。
とはじめは思っていた。

しかし、実際には故障をする。

クロールなどのリカバリーのしかたによっては、腕や肩の筋や関節を痛めたりする。
そんなことくらいは知ってはいた。それに、そもそも、私の目指すのは「らくらくスイミング」である。
だから、ひどいことにはならないし、力をこめて泳ぐようなことは余りしないことにもしていた。

そんな、私であるが、実は、膝に違和感を感じている。2年半ほど前からだ。
特に、1年ほど前から、クロールで速度を上げると、左膝が少し痛くなるようになった。
だから、キックなしや、右キックだけにすることも多い。

しかし、ここ半年ばかりは、若干速度を上げて泳ごうとしているのは、このブログで紹介しているとおりである。
そして、ここ2ヶ月くらいは大分左膝が痛いことがあり、歩くときにも、少し不安を感じるようにさえなってきた。

詳しく観察してみると、左膝の内側の半月板あたりが特に痛むことがあるようだ。
始終痛いというのではない。曲げ伸ばしは、カクカク音がし、深く曲げにくかったりするだけだ。しかし、少しねじれたり、何かの拍子に痛みを感ずるのだ。

そして、台に乗ったり、早歩きの時など、何とも足元が信頼できない状態になったのである。

医者に見てもらうことも考えた。しかし、おそらく、検査するだけで、この段階では治療法は、安静にするだけということになると思った。
それに、左足を使わずに、水泳をすることには、まったく問題はないし、そもそも、そのようにもしている。
しかし、それでも改善しないのが問題だ。
某社のグルコサミン・コンドロイチン・ケラチナミンの一ヶ月お試しをしてみたが、さしたる変化なし。

そこで、つらつら考えてみたのだが、はっと思い当たったことがある。

これまで、水泳は、健康のための運動として、実に、適していると思っていた。

陸の運動と異なり、筋肉や関節に過度の負荷をかけることなく、無理なく筋力を増強できる。そして、呼吸器や皮膚の鍛錬にもなる。加えて、プールの水の適度の雑菌によって免疫力もつき、風邪も引きにくくなるに違いない。ゆっくり泳げば、肩凝りもなくなるし、お腹もすっきり締まること請け合いだ、と書いてもきた。

それには間違いはないし、それを訂正する気は毛頭ない。

しかし、それだけでいいと考えてきたことに、大きな落とし穴があったのではないかと、今、思うのだ。

昨年、急な停電で、建物の13階の階段を地上まで下りる羽目になった。
そんなこと、以前は、なんでもないことだった。
ところが、その時は、降りてくるのがやっとで、地上に降り立ったときには、膝が笑っていたのだ。

これはどうしたことか?
何としたことか。何と、「らくらくスイミング」で必要な筋力を失っていたのである。
これは私にとって、大きな衝撃であった。

宇宙飛行士は、地上に帰還すると自身の身体が支えられないほど必要な筋力を失う。
私も、言ってみれば、水の中での無重力に慣れすぎていたということでは、似たことをしていたということになるのではないだろうか。

そして、これは、筋力だけの話だろうか?

おそらく、これは、確実に骨にも影響を与えているのではなかったのか?

骨にも、筋肉にも、まともな生活に必要な重力の存在を知らしめてやらねばならないのではないだろうか?
普通の人々は、さまざまな活動をしているのだろうから、何も心配することはないのだろうが、なにしろ、私は、毎日、ジムで水泳をするための往復、約1kmを歩くことしか、ほかに何もしていないのだ。

それゆえ、安静にしても私の膝は治らない。私の膝の場合、安静にするのは、間違いなのだ!

ということで、この考えをもとに、膝の痛みの改善を始めることにした。

以下、次記事へ。