やぎさんのオリジナル泳法のすすめ

楽に、静かに、できれば速く、還暦すぎてのラクラク健康スイミング (円月泳法、鉤腕泳法、八の字泳法、招き猫泳法、らくらく2ビート背泳、やぎロール、イルカ泳ぎ等)

01. さかなのように、イルカのように、優雅に、静かに泳ぎたい

泳ぎの基本がしっかりしていれば、どのようにでも楽に楽しく泳げるのだ。

既成の泳ぎを離れて、何の制約もなく、自由に水を自在に滑っていく楽しさは、一度味わったら、やめられない。イルカだって、楽しく遊びながら泳いでいるではないか。

基本1.抵抗を少なくすること

ずばり、水面上にあまり出ないことである。

水の上に出れば、造波抵抗を受ける。そのうえ、水面にでるのは頭や肩が多く、身体が斜めになり、腰や足が下がる。自然、モーターボートのように、水を押しながら進まなければならず、その姿勢を継続しながら進まなければならないのであれば、推力がたくさん必要だ。

結論を言えば、水面に並行して沈んでいる姿勢が一番良い。そして、身体をまっすぐにして、水の抵抗を少なくする形になることだ。

しかし、そんなこと言っても、どうしたらそれができるのか、どうやって、楽に息ができるようになるのか疑問とする向きもあろう。でも、これは、順次説明していくが、練習すればできる。

基本2.疲れる動きは避ける

クロールや背泳によく見られるが、上述したような斜め推進姿勢は、推進するために、また、下半身を浮かせるためにも、バタ足をスクリューのように頑張って動かさなければならない。しかし、これは、筋トレのためにやるのであればともかく、とても疲れる。なにしろ、足は重量があるし、下半身の血流量が増大する。したがって、楽に長く泳ぐのには向かないといえる。

結論を言えば、速いバタ足はしないことだ。

しかし、バタ足をしなければ足が沈んでいく人も多いだろう。普通、自然に浮かんだら、前に手を出していても足は沈んでいく。

それを改善するためには、なるべく身体の重心を頭の方に引き上げるようにすればよい。そうすれば、足が浮くようになり、キックなしでクロールや背泳が可能になる。その方法についても順次紹介しよう。

基本3.重力を利用して進む

さかなやくじらなどは、身体を上下、左右、斜めにうねらせ、または、しならせて前進する。うつぼやへびも水を縫って、優雅に進む。

かれらは流線型の身体を持っているので、非常に滑らかに、かつ体長に比べてとても速く効率的に泳ぐ。人間にとってはなかなかそうはいかないが、かれらに似た身体の動きをすれば、効果的に、かつ、楽しく身体を前進させることができる。

それを応用した既存泳法の例が、バタフライやうねりを応用した平泳ぎだ。

クロールもローリングをうまく使うことによって前方に肩を落とし込み沈み込むことによって滑らかに前進することができる。

 

これら4つを基本として、この一年間で、4泳法について研究し、静かにらくに泳げるようになってきた。そして、これに加えてオリジナルな泳法として、究極のらくらく泳法、やぎロールやイルカ泳法が形になってきた。

私の身長は160cmそこそこであるが、これらの泳法では、25mを30秒程度で泳ぐことを目安としている。とても速いとは言えないが、邪魔にならない程度のスピードで泳ぎを楽しむことができている。

ただ、重要だと思うのは、ゆっくり泳げるということだ。

私は、特に、ゆっくり動作するようにしている。なぜならば、ゆっくりした動作は大きい負荷をかけないし、波しぶきも立てず、らくに楽しく泳げるからだ。

速く泳ごうと努力するのは誰でもできる。しかし、ゆっくり泳ぐのは、たとえば、25mを10ストローク、40秒くらいで泳ぐのは、身体のバランスが保たれていないと、結構むずかしいものである。

私は、スポーツジムのプールで泳いでいるが、なるべく自分より泳速の速い人と一緒には泳がないようしている。速い速度で泳ぎ続けるのは、しんどいからだ。

自分より遅い人に合わせるのは、何の苦労もない。ゆっくり泳げばいいだけのことだからである。それに、もし、運動に負荷をかけたい時や、速さを制御したいならば簡単である。キックをやめて泳ぐとか、片腕で泳ぐなど、遅くする手段はいくらでもある。キックなしのクロールで長距離を泳ぐのも良い練習だ。体幹の筋肉を痛めているときなどはキックをしないほうが良い場合もある。

ともあれ、私の泳法では、力の入れようやピッチ次第で、速くも遅くも泳げるし、呼吸のタイミングも自由に調節できる。

現在、私がゆっくり泳ぐ場合のストローク数は、25mを30〜35秒で泳いだ場合、以下のとおり。(蹴伸びしてから)

クロール:11〜12

背泳 :13〜14

バタフライ:7〜8

平泳ぎ:7〜8

この程度で、ゆったりと楽に泳げることで良い方はご参考にされたい。

また、究極のらくらくやぎさん泳法は、身体もリラックスしてくじらになったような気分で、楽しく気持よく泳げる。スピードはクロールと同程度である。